さかなのこ
ハコフグの帽子と白衣がトレードマーク、「ございます」→「ギョざいます」とお魚変換される方といえば「さかなクン」。見た目以上に、「魚」への愛情・情熱は本当に素晴らしいものです。そんな「さかなクン」、学生時代に勉強はからっきしだったようなのはご存知でしょうか。今回は「好き」のパワーが沢山詰まった、彼のお話のご紹介です。

監督・脚本は沖田修一
脚本 前田司郎
\沖田修一監督はこちらの作品も!/

さかなのこ視聴するには
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本ページの情報は2025年3月時点のものです。最新の配信状況はAmazonprime、U-NEXT、Hulu、Netflix、DMM TVにてご確認ください。

あらすじ
水族館は間もなく閉館。見学者に退館を促すメロディーが館内に流れているが、ある小学生だけは時間が止まったように蛸の水槽を永遠と眺めている。この小学生、愛称「ミー坊」は今まさに蛸(たこ)に夢中なのだ…。
さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 毎日夢中な人生!」をベースに幼少時代から今のさかなクンになるまでの時間をフィクションも交えて作られている。
映画の見どころ!
「好き!」を貫く
とにかく主人公「ミー坊」が、お魚たちが好きで好きでたまらない様子がいい。絵を描くのは勿論こと、食から学んだり、「自宅で蛸を飼いたい」と言ったり。全方位型の「好き」なのだ。言葉のやり取りが難しい彼らにミー坊自らが寄り添っている。だからこそ、沢山のことも吸収する。魚を通して、ミー坊は体系的に様々なことを学んでいると思うだ。例えば、魚自体は「生物」のジャンルだが、サイズ等は「数字」の世界だ。学びのきっかけは人それぞれ。だが好奇心は時に背中を強く押してくれるなと改めて思いました。

(楽天サイトより)
受け止めるお母さんや友達
ミー坊が成長する過程で関わりのある人たち。「もっとこうあるべきだ」と言われてしまうこともあるのですが、一方で見守ってくれる人達の存在もいます。こどもの頃からの友人、「ヒヨ」(柳楽優弥)。「魚が好きでいい。」といってくれた母「ミチコ」(井川遥)など…。
フィクションもきっとあります。でも私は「優しい嘘」と捉えるよりも、「受け止めてくれる人が少しでもいてくれますように。」という願いがこめられてると思うことにしました。現に今の「さかなクン」が変わらず活動されているのですから。

ミー坊役の「のん」さんが、ジェンダーを感じさせないですごくいい…。段々とさかなクンに見えてくるんです、不思議な気持ちでした。
\「のん」さん出演のクレイアニメーション!/

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