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Oui,Chef!
親が一縷の期待をこめ、密入国させた子ども達の物語。フランス・日本も「移民」に対して大きな問題を抱えている。一方で学ぶ機会も少なく、ニュースで一方的に流れる情報を理解できる人はどの程度いらっしゃるのか。この作品は比較的明るいタッチで描かれた内容。少しでも興味をもってくれる人が増えたら、と思う。

監督はルイ=ジュリアン・プティ
上映時間は97分です
ウィ、シェフ!視聴するには
☑️ウィ、シェフ!はAmazonprime、U-NEXT、FOD(レンタル)で現在は視聴できるようです。
本ページの情報は2025年4月時点のものです。最新の配信状況はAmazonprime、U-NEXT、Hulu、Netflix、DMM TV、FOD、ディズニー+にてご確認ください。

あらすじ
一匹狼の主人公「カティ・マリー」。料理一本で有名シェフのスーシェフまでたどりついたが、シェフとの方針の違いに同意できず「啖呵を切って」レストランを辞めることに。自分の店を持つため、新しい就職先を探すが一向に進まない…。そんな時、ある「理想的」な職場の面接にこぎつけけたのだが…。
映画の見所!
ラインを越えることで見える何か
話の概要だけとると、移民としてやってきた子ども達とカティの関わりに見える。しかし実際のところは、カティとカティ自身や施設長、子ども達の自立もみられる。「人と人との繋がり」から「新しい自分」に出会える。そんな作品となっている。

「移民問題」は重たいテーマ。触れにくいテーマですが、クスッと笑えるような楽しいシーンもいれつつ見せてくれる。お子さんがいる方だとラストは泣いちゃうかもしれませんね。
料理と教育。テーマの邪魔をしない、程よいミクシング。
「料理映画」とはまた別ジャンル。子ども達は様々な障害を背負い、限られた時間の中で学んでいる。学生達にとっては、歳の近い彼らに対して考えさせられる場面もある。素敵な料理を生み出す努力の感動だけでは得られない、自分に置き換えて考える「時間」が用意されている。
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