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12人の優しい日本人(1991年)

映画

(本サイトはプロモーションを含みます)

12人の優しい日本人

元は三谷幸喜の戯曲作品。中原俊でメガホンをとった。もとネタは「十二人の怒れる男」(1954年~)。密室劇としてのクオリティも勿論のこと、2009年に日本で施行された「裁判員制度」もあって両作品ともに注目してほしい作品です。

監督は中原俊

脚本は三谷幸喜・東京サンシャインボーイズ

上映時間は116分です

☑️十二人の怒れる男/Amazonより

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12の優しい日本人視聴するには

☑️12人の優しい日本人の視聴はAmazonprime、FOD、U-NEXTで視聴できます。

本ページの情報は2025年3月時点のものです。最新の配信状況はAmazonprime、U-NEXT、FODにてご確認ください。

https://fod.fujitv.co.jp/title/6a01/

日本の裁判員制度との違い

・陪審制→「犯罪事実」の認定(無罪・有罪)を行う。裁判官が法律問題(法の解釈)と量刑を行う。アメリカやイギリス等で採用されています。

・裁判員制→裁判員と裁判官が合議体(複数が集まって意志決定を行う組織体のこと)になって進行する。裁判員は事実認定と量刑を行う。法律問題は裁判官が行うといった役割分担がある。

裁判員制度HP参考

実際に裁判の傍聴にチャレンジするのもオススメ。事前準備なども必要になりますが、「百聞は一見に如かず」。いい経験になるはず!

あらすじ

「陪審員制度」により集まった12人の一般人たち。内容は殺人事件だったが、裁判後に集まり決を取ると「無罪」を全員が主張。結果が出たのを幸いに蜘蛛の子を散らすように話し合いは幕がおりるが…。「なぜ無罪だと思ったのですか」。参加者の1人がそう手を挙げる。たった1人の「罪」を決める、長い長い討論がようやく始まりを迎えたのである…。

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映画の見所!

「罪」を選択する側の人間ドラマ

この作品の主役は罪を犯した者や、被害者側の残された家族ではない。12人の人間、しかも日本人だ。討論が進むと、初めのうちは少ししか垣間見られなかった一人ひとりの個性がみえてくる。全員が他人なので、親密になるわけでもない。誰もかれもが平等な場で「判決」かどうなるのか。こちらも裁判員になった気持ちにさせくれる。

小学生くらいの子と観るなら

「密室劇」であることもあって、場面転換はない。容疑者・被疑者や状況説明、12人分の会話が途切れもなく流れる。小学生くらいだと情報量が多すぎて話についていけなくなる可能性が。また作品中には登場しない、事件の様子や裁判所でのやり取りなどを「視聴者側の想像力」を必要とするシーンも多くある。

政治や裁判などを取り上げるのは大体小学6年生くらい。「ある意味」では頭をフル回転させて、話の順序を理解させる練習だったり、思考させる手段で使ってみるのもいいのかなと思います。

91年の作品なので、ジェネレーションギャップも目をひきそう。親子視聴の際はお子さんのフォローがあってもいいとおもいます。

有罪か無罪か。ぜひ画面という最前席へご着席ください

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