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最強のふたり/Intouchables
今回は最強のふたりをご紹介。「障がい」という言葉は世の中に広がった分、個々の捉え方も増えたように思います。私たちの周りには沢山の情報が転がって、自分自身をつつきまわすのです。この作品は眼にうつる「肩書き」という汚れを磨き直してくれる、そんな内容でした。

監督・脚本共に
オリヴィエ・ナカシュ
エリック・トレダノ
上映時間は112分です
最強のふたり視聴するなら
現在はNetflix、Hulu、Amazonprime、U-NEXTなどで視聴が出来るようです
※本ページの情報は2025年2月時点のものです。最新の配信状況はNetflix、Hulu、Amazonprime、U-NEXTサイトにてご確認ください。

(楽天サイトより引用)

あらすじ
舞台はパリ。主人公ドリスはスラムに住む若者で失業保険を貰うために「就職活動をしたフリ」をするためにフィリップの住む豪邸にやってきた。募集していた「介護人」の仕事には目を向けず、フィリップへサインを要求。そこでフィリップは署名ができないことを伝え、「用意するので明日の朝また来るように」と言われるのだが…
伝えたいポイント
1度は通る若者の通過点
この作品を学生たちが観たら何を感じるだろう。「こんな仕事やりたくないよ!」「嫌!」。ドリスは正直にいうと真面目ではないし、嫌なことを口にするタイプ。嘘もつくし、「楽して稼ぎたい」とも思っている。
でもどんな人にも同じような態度がとれる。性根は優しいところもあって、いわゆる「いいヤツ」にも見える。こんな人生の通過点を見せてくれた「オマール・シー」(ドリス役)には感謝!表情も豊かで大の大人が見るとクスッと笑ってしまう。中高生は苦い顔。

(知的障がいをもったお父さんの映画:I am Sam)
最高の理解者とは
他人からの忠告も理解しつつ、「憐れみ」をかけない態度からフィリップはドリスをうけいれます。ドリスもフィリップの「共感できない」ことを受け止めつつも、ドリスの話に耳を傾けてくれたフィリップに対して段々と心境が変わっていく様子がみられます。
人生の途中で身体のハンディをくらった「フィリップ」。ドリスより社会的にみると遥かに知的で芸術的思考もあり恵まれいる。そんな彼が求めているものは「自己の本質に歩み寄ってくれる」こと。(ドリスもまた同じだったのかもしれません)
どんな人間にでも受け入れられたいと願う気持ちは少なからずあるのではないでしょうか。「それが上手く伝えられていないだけなんだ」と、考え方を少し傾けてさせてくれる本当にいい映画でした!
過度に激しいシーンはないのですが、「ドリスは次に何をするんだろう」「それをみたフィリップは…?」と楽しく見られる箇所もり、なんなく視聴できました。ヒューマンドラマだと野暮ったい雰囲気が出やすい気がするのですが、始まりから終わりまでまとまりがある表現が良かったです。観ていない方は是非チェックしてみてくださいね。
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