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「ごんぎつね」「手袋を買いに」
子どもが生まれると「絵本の読み聞かせ」をする機会、増えませんか。子どもが小さなうちから読んでいくと、ふと数多くの「物語」の中から自分が幼かった頃の「記憶」と再会を果たします。今回は有名な「ごんぎつね」「手袋を買いに」などの作者「新美南吉(にいみなんきち)」さんについて取り上げます。

親になって「新美南吉」の本を読むと全くイメージが変わっていて、感動のあまり作者を調べてしまいました。

(楽天サイトより)
約100年前に生まれたその人は
新美南吉の生涯
【新美南吉(にいみなんきち)】

その一生(一部抜粋)
- 本名:新美正八(しょうはち)
- 1913年7月30日生まれ(獅子座)
- 愛知県知多郡半田町(半田市)のうまれ
【幼少期】
- 4つの頃、母「りゑ」が亡くなり、8つの時に養子に出されるが寂しさに耐えられず実家に戻る経験があった。

自分の子どもに置き換えて、辛い気持ちになりました…。さみしい子ども時代を過ごされたようです。
【青年期】
- 14歳頃から童謡・童話を作り始める
- 18歳頃「権狐」執筆
- 20歳の頃、「手袋を買いに」創作
- 21歳の頃から喀血(かっけつ)が始まり24歳頃から病気に悩まされる。(~29歳まで)

【最期】
- 28歳頃、初の単行本「良寛物語 手鞠と鉢の子」を執筆。血尿が出る。
- 29歳頃、腎臓を患い入院。「ごんごろ鐘」「おじいさんのランプ」「花のき村と盗人たち」「牛をつないだ椿の木」「百姓の足、坊さんの足」などを執筆。
- 3月22日「咽頭結核」のため永眠。29歳7か月

若くして死去されたことを知り、悲しすぎて泣くかと思いました…。

「親になったから」気付いたこと。
「新美南吉」は現代で表すと高校生~大学生くらいの間に「ごんぎつね」「手袋を買いに」を世に出しています。改めてこれらの絵本を読み直した時に感じた「感動」を皆さんに伝えたい。「動物」が主となって心情や行動が書かれているのですが、心の内にすーっと入り込んで揺さぶってくる。
また対象によって、登場人物達がしっかり描写されている。何度でもオススメしてしまうのですが「手袋を買いに」は世の子育て世代にもう一度読んでいただきたい。約100年前にいた人が、「何ともかわいらしい子狐」を表現しているのですから。

帽子やさんの扉を開けた子狐が、部屋の明るさに驚いてうっかり「狐の手」を出してしまう…など。普通書けます?
おわり。
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